HIGHLIGHT
試合後コメント
ルイス ベルナット監督:
試合の前半を振り返ると集中できていたと思います。リーグ戦は5試合目ですが、選手たちが一番良いパフォーマンスを出せていた開幕戦のような戦いでした。
後半に入ると悪い流れになり、その中でディフェンスが崩れる点、失点が多くなる点、そういった課題が出ました。勝つためには守りの部分をしっかりしなければいけません。
この敗戦は痛手ですが、その中でも来週は2試合控えていて、一人一人がモチベーションを保てるようにチームとしてのマネジメントをして、修正して来週もチーム一丸で戦いたいと思います。
大分の選手には素晴らしい試合見せてもらってありがとうと伝えたいです。彼らはトップに立つチームですし、彼らの姿勢が良いプレーにつながっているので拍手を送りたいと思います。
大分の戦術は深い位置にボールを運んできます。そこを意識させて試合に臨みました。まずはハーフウェイまで下がって、彼らがボールを下げたところからプレスをかけるように伝えました。ピヴォに当てられることをなるべく阻止し、自分たちが下がることで、相手にボールを下げさせようという狙いがありました。ピヴォに通らないように寄せていくことが1つの戦術でした。
前半はその流れでマネジメントできていましたが、後半はゴールを奪いたい気持ちが先行して、相手に交わされたり、剥がされた後の展開で失点しています。そこが敗因です。
今はケガ人が多くピヴォの選手がいない中で、自分たちがボール保持するためにも4人で回してビルドアップし、相手のフィクソを引きつけて、その裏をとるのが戦略の1つでした。前半はできていたので、良い展開だったと思います。
試合の中で、選手たちに指示をしている際に何度か失点してしまい、そのゴールシーンを見ることができていません。アシスタントに聞くと、長いボールからピヴォに反転シュートを許しています。そこは今回の改善点です。マネジメントしなければいけない部分だと思います。
選手は結果が出ていない焦りがあります。そこから冷静さを失い、試合の中で集中力が低下し、良い判断ができないことが起きているのが現状です。この悪い流れを断ち切り、良い試合運びが出来るようにしたいです。
私は常に選手たちを支えたいと思っています。彼らの気持ち、悪い流れの中でも最後まで戦う姿勢は素晴らしいですし、監督として彼らを守りチームを支えたいと思っています。彼らにとっても壁にぶつかっていると思います。それを乗り越えて新たな強い町田を作っていきたいと思います。
滝田学:
相手どうこうというより僕ら自身の不甲斐なさがあります。最後に起きたことは本当に悔しさしかないです。それを導いたのは僕ら自身。試合を反省しつつ、優勝を目指していくチームを作る姿勢は変わらずにまた頑張ります。